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パリで観た映画についてのいろいろ。 Sur le film que j'ai vu à Paris.
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映画観賞
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パリ在住。
幸いなことに週に数回は映画館へ。ということで、映画が好き。
ただ忘れっぽいので、整理整頓しようと思いまして。


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「Entre les murs」★★★★
2008年/フランス映画
監督:ロラン・カンテ


entrelesmurs.jpgやっと観てきました。21年ぶりのパルムドール受賞となったフランス映画。集中力が切れてしまいがちな2時間越えの映画は避けがちなんですが、パルム・ドールだから観たい!と意を決して。と言っても2時間8分ですが(笑)。原作・主演の先生を演じるのは、自ら教師としての実体験を描いたフランソワ・ベゴドー、生徒を演じたのも実際パリに住む普通の学生が地で熱演した、ドキュメンタリータッチの一本。
舞台は、移民も多いパリ20区にある中学校の教室。フランス語の先生であるマラン先生と、中国、アフリカ、アラブ諸国などなど様々国籍を持つ、14、15歳の生徒達とその親、同僚の先生達で綴られます。先生の言うことにいちいち揚げ足を取ったり、反抗的な態度を見せるなど、教室の空気を乱す生徒達。先生たちもなんとかしようと寄り添うが、そう簡単に上手くも行かず苦悩。難しい年頃、問題続出、先生は大変です。

時間が長いと終盤飽きてしまいがちな私ですが、最後までとても引きつけられる映画でした。先生と生徒との授業風景は、怒涛のように展開し、コロコロ変わる教室の雰囲気や、先生との笑えるやりとりに懐かしくもあり、また移民の多いフランスらしい場面もありつつ。教室という小さい箱で起きる出来事ながら、映画の勢いとしては、アクション映画に負けていない高揚感がありました。しかもそこには心がある。子供と大人の中間、15歳という年齢。先生の痛いポイントを付くこともしっかり習得していて、遠慮なく先生にしかけてくる生徒たち。そしてたまにブチ切れてしまう先生。ちょっと笑えたけれど。先生も人間ですもの、わかります。こういう、大人も子供も関係なく何でも言ったり、軽くジョークで返しまくるあたりは明るさがあり、フランスらしかった。これまた本当に憎たらしいことを言う子供たちなんですが、やっぱり可愛いです。若いって本人たちは難しい時代なんだけれど羨ましい。観た後に満足感のある、素晴らしい映画です。観て良かった!!





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