パリで観た映画についてのいろいろ。
Sur le film que j'ai vu à Paris. |
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shito
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女性
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映画観賞
自己紹介:
パリ在住。
幸いなことに週に数回は映画館へ。ということで、映画が好き。
ただ忘れっぽいので、整理整頓しようと思いまして。
幸いなことに週に数回は映画館へ。ということで、映画が好き。
ただ忘れっぽいので、整理整頓しようと思いまして。
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「Vicky Cristina Barcelona」★★★
2008年/アメリカ映画
監督:ウディ・アレン
ウディ・アレンの最新作で、公開初日に観てきました。かれこれ1ヶ月も経つので、記憶が若干曖昧な部分も(笑)。それでも観た直後から感想を書きたいと思わせる作品でした。
舞台は、スペイン・バルセロナ。ちょっとバルセロナの宣伝?と思わせる、微妙なシーンもありますが、まあそれは目を瞑って。
アメリカからバルセロナへヴァカンスにやってきた、婚約者もいて将来的な安定を求めるヴィッキーと、自由主義、恋愛体質なクリスティーナ。対照的な二人だが、気は合う。そこに現れた、ボヘミアンなスペイン人絵描きのホアン。そしてその元妻であり、精神不安定な同じく芸術家肌のマリア。
この4人が繰り広げる、ウディ・アレンらしい恋愛と人間模様。
キャストが好きな人ばかりで楽しみだったこの作品。5区の「Filmotheque du Quartier Latin」でこのところウディ・アレン特集をしていたので、いくつか作品を観ましたが、新作も期待を裏切らずなかなか。やっぱり物語の書き方が上手ですね、この方。どう転ぶのか予想が出来ないところがいい。あと語りも面白いし、怒涛のディアログでしっかり笑わせてくれる。そこが役者さんたちの力量でもあるのだろうけれど。ペネロペ・クルス、すごかったな。キレてる時の迫力が。やっぱりこの女優さん、スペイン語が一番ピッタリきます。女優と言えば、恒例のスカーレット・ヨハンソンも相変わらず、肉感がエロくも可愛くて良かった。少しウディ・アレンになっちゃっている場面もありました。あの壊れ具合、空回りする必死さ。見ていて愛着が沸きます。
中身があるのかと言えば答えは微妙ですが、彼の作品には、らしい、映画だからこそ味わえる楽しさ、面白さがあると思う。笑ったり突き放されたり、それでも人っていいなって思う。だからいつも映画鑑賞後の満足感が大きい。あー、すっきりしたという爽快感が得られます。
2008年/アメリカ映画
監督:ウディ・アレン
舞台は、スペイン・バルセロナ。ちょっとバルセロナの宣伝?と思わせる、微妙なシーンもありますが、まあそれは目を瞑って。
アメリカからバルセロナへヴァカンスにやってきた、婚約者もいて将来的な安定を求めるヴィッキーと、自由主義、恋愛体質なクリスティーナ。対照的な二人だが、気は合う。そこに現れた、ボヘミアンなスペイン人絵描きのホアン。そしてその元妻であり、精神不安定な同じく芸術家肌のマリア。
この4人が繰り広げる、ウディ・アレンらしい恋愛と人間模様。
キャストが好きな人ばかりで楽しみだったこの作品。5区の「Filmotheque du Quartier Latin」でこのところウディ・アレン特集をしていたので、いくつか作品を観ましたが、新作も期待を裏切らずなかなか。やっぱり物語の書き方が上手ですね、この方。どう転ぶのか予想が出来ないところがいい。あと語りも面白いし、怒涛のディアログでしっかり笑わせてくれる。そこが役者さんたちの力量でもあるのだろうけれど。ペネロペ・クルス、すごかったな。キレてる時の迫力が。やっぱりこの女優さん、スペイン語が一番ピッタリきます。女優と言えば、恒例のスカーレット・ヨハンソンも相変わらず、肉感がエロくも可愛くて良かった。少しウディ・アレンになっちゃっている場面もありました。あの壊れ具合、空回りする必死さ。見ていて愛着が沸きます。
中身があるのかと言えば答えは微妙ですが、彼の作品には、らしい、映画だからこそ味わえる楽しさ、面白さがあると思う。笑ったり突き放されたり、それでも人っていいなって思う。だからいつも映画鑑賞後の満足感が大きい。あー、すっきりしたという爽快感が得られます。
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「Entre les murs」★★★★
2008年/フランス映画
監督:ロラン・カンテ
やっと観てきました。21年ぶりのパルムドール受賞となったフランス映画。集中力が切れてしまいがちな2時間越えの映画は避けがちなんですが、パルム・ドールだから観たい!と意を決して。と言っても2時間8分ですが(笑)。原作・主演の先生を演じるのは、自ら教師としての実体験を描いたフランソワ・ベゴドー、生徒を演じたのも実際パリに住む普通の学生が地で熱演した、ドキュメンタリータッチの一本。
舞台は、移民も多いパリ20区にある中学校の教室。フランス語の先生であるマラン先生と、中国、アフリカ、アラブ諸国などなど様々国籍を持つ、14、15歳の生徒達とその親、同僚の先生達で綴られます。先生の言うことにいちいち揚げ足を取ったり、反抗的な態度を見せるなど、教室の空気を乱す生徒達。先生たちもなんとかしようと寄り添うが、そう簡単に上手くも行かず苦悩。難しい年頃、問題続出、先生は大変です。
時間が長いと終盤飽きてしまいがちな私ですが、最後までとても引きつけられる映画でした。先生と生徒との授業風景は、怒涛のように展開し、コロコロ変わる教室の雰囲気や、先生との笑えるやりとりに懐かしくもあり、また移民の多いフランスらしい場面もありつつ。教室という小さい箱で起きる出来事ながら、映画の勢いとしては、アクション映画に負けていない高揚感がありました。しかもそこには心がある。子供と大人の中間、15歳という年齢。先生の痛いポイントを付くこともしっかり習得していて、遠慮なく先生にしかけてくる生徒たち。そしてたまにブチ切れてしまう先生。ちょっと笑えたけれど。先生も人間ですもの、わかります。こういう、大人も子供も関係なく何でも言ったり、軽くジョークで返しまくるあたりは明るさがあり、フランスらしかった。これまた本当に憎たらしいことを言う子供たちなんですが、やっぱり可愛いです。若いって本人たちは難しい時代なんだけれど羨ましい。観た後に満足感のある、素晴らしい映画です。観て良かった!!
2008年/フランス映画
監督:ロラン・カンテ
舞台は、移民も多いパリ20区にある中学校の教室。フランス語の先生であるマラン先生と、中国、アフリカ、アラブ諸国などなど様々国籍を持つ、14、15歳の生徒達とその親、同僚の先生達で綴られます。先生の言うことにいちいち揚げ足を取ったり、反抗的な態度を見せるなど、教室の空気を乱す生徒達。先生たちもなんとかしようと寄り添うが、そう簡単に上手くも行かず苦悩。難しい年頃、問題続出、先生は大変です。
時間が長いと終盤飽きてしまいがちな私ですが、最後までとても引きつけられる映画でした。先生と生徒との授業風景は、怒涛のように展開し、コロコロ変わる教室の雰囲気や、先生との笑えるやりとりに懐かしくもあり、また移民の多いフランスらしい場面もありつつ。教室という小さい箱で起きる出来事ながら、映画の勢いとしては、アクション映画に負けていない高揚感がありました。しかもそこには心がある。子供と大人の中間、15歳という年齢。先生の痛いポイントを付くこともしっかり習得していて、遠慮なく先生にしかけてくる生徒たち。そしてたまにブチ切れてしまう先生。ちょっと笑えたけれど。先生も人間ですもの、わかります。こういう、大人も子供も関係なく何でも言ったり、軽くジョークで返しまくるあたりは明るさがあり、フランスらしかった。これまた本当に憎たらしいことを言う子供たちなんですが、やっぱり可愛いです。若いって本人たちは難しい時代なんだけれど羨ましい。観た後に満足感のある、素晴らしい映画です。観て良かった!!
「Valse avec Bachir」バシルとワルツを ★★★★
2008年/イスラエル・フランス・ドイツ映画
監督:アリ・フォルマン
今年のカンヌのコンペに出ていた作品。賞は獲らなかったけれど、強く記憶に残る一本。個人的にイスラエル・パレスチナ問題に触れるきっかけになったドキュメンタリーアニメです。
26匹の犬に追いかけられる悪夢をよく見る、という古い友人に会ったアリ(監督)。毎回同じ26匹。二人は、80年初頭に経験した最初のレバノン戦争によるものではないか、と考える。この時の記憶が全くないアリは、真実を知るため、この当時の仲間に会うことにする。世界中に散らばった仲間に話を聞くアリ。そうしているうちに、非現実的なイメージが浮かび上がってくるようになるのだった。
戦争映画は映像がショックで苦手だったりするのだけれど、アニメを通すとそれだけに目がいくこともなく、冷静に観れてよかった。アリの見るイメージも絵に出来るという意味でも、アニメだから完成した映画なのでしょう。最後だけはリアルで衝撃でした。
現在から遡って、昔の自分を辿る作業。当時起きたことや戦争が人間の深層心理に与える影響を知っていくアリ。現在から見つめることでとても静かながらも、記憶を無くす程の当時の受け入れ難い状況は、ひしひしと伝わってきます。彼の見る不思議なイメージもまた悲しく。ヒトの脳みそって、酷い記憶を消し、その反動から違うものを作り上げてしまうということ。戦争そのものの記述よりも、一人の人間の記憶を追う方が、戦争とはどういうことなのか?が分かります。音楽もとても良かったです。
未だに続く、世紀に渡るこの問題。熟知できない私には迂闊に良し悪しが言えないのですが、状況を知ることは大事だなと改めて思った。「ペルセポリス」に続き、ヨーロッパで観る大人アニメはレベルが高いです。
2008年/イスラエル・フランス・ドイツ映画
監督:アリ・フォルマン
26匹の犬に追いかけられる悪夢をよく見る、という古い友人に会ったアリ(監督)。毎回同じ26匹。二人は、80年初頭に経験した最初のレバノン戦争によるものではないか、と考える。この時の記憶が全くないアリは、真実を知るため、この当時の仲間に会うことにする。世界中に散らばった仲間に話を聞くアリ。そうしているうちに、非現実的なイメージが浮かび上がってくるようになるのだった。
戦争映画は映像がショックで苦手だったりするのだけれど、アニメを通すとそれだけに目がいくこともなく、冷静に観れてよかった。アリの見るイメージも絵に出来るという意味でも、アニメだから完成した映画なのでしょう。最後だけはリアルで衝撃でした。
現在から遡って、昔の自分を辿る作業。当時起きたことや戦争が人間の深層心理に与える影響を知っていくアリ。現在から見つめることでとても静かながらも、記憶を無くす程の当時の受け入れ難い状況は、ひしひしと伝わってきます。彼の見る不思議なイメージもまた悲しく。ヒトの脳みそって、酷い記憶を消し、その反動から違うものを作り上げてしまうということ。戦争そのものの記述よりも、一人の人間の記憶を追う方が、戦争とはどういうことなのか?が分かります。音楽もとても良かったです。
未だに続く、世紀に渡るこの問題。熟知できない私には迂闊に良し悪しが言えないのですが、状況を知ることは大事だなと改めて思った。「ペルセポリス」に続き、ヨーロッパで観る大人アニメはレベルが高いです。
「女囚さそり 第41雑居房」★★★
1972年/日本映画
監督:伊藤俊也
深夜、TVを点けたら始まってたとある日本映画。おや?と気になってそのまま観てたら、結構面白かった。いやある意味、衝撃。フランスで流れる日本映画、個性的な作品が多いですね(苦笑)。
好評だった「女囚701号 さそり」の次に出た作品。無実の罪で刑務所に入れられ、散々なムショ生活を送るさそり=松島ナミ(梶芽衣子)。看守から輪姦され、お返しに相手の股間に杭を打ち込むという、すごい技を成し遂げて女囚仲間と共に逃亡。なぜかみんな変なポンチョを着ている。逃亡途中、温泉の観光客に仲間の一人がレイプされ殺される。彼女が溺死した滝の水が真っ赤に染まるのが象徴的。仲間の復讐のために女囚たちは観光バスジャックするが、警察に先回りされ、松島は仲間に売られる、というのが主なあらすじ。
どんな断末魔を目にしても始終、無言のさそり。やっと発したのは、仲間に裏切られ「あんた、私を売ったね」と、その後の「死んでるよ」の二言のみ。目力だけですごい存在感を発揮。それとは対照的なのが、極度なハイテンションで突っ走る女囚のキャプテン的存在の白石加代子。男も女も関係ない野生動物で、こちらに笑いが出るほど。本人も笑っているけれど。裏切ったとは言え、彼女の最後を共にするさそり。なぜかその舞台はゴミの山。臭そう。
最後の警察所長復讐時の松島がまたそそります。全身黒に長つば帽子という、やけにばっちり決まったファッションでカッコいい。そして容赦なくブスブス刺す。所長も耐える。と、こんなことをしているうちに大変な移動距離に。後日ネットで調べると、千代田から新宿まで刺しているようなことが書いてあった。謎。なんとか倒れた所長の義眼がとれて、ケタケタ笑う松島の顔が映る。最後は衣装替えした松島と一緒に、大勢の女囚たちがみんなで新宿マラソン。しかもバトンの代わりに包丁をパスし合ってる。怖い・・・。
謎は深まるばかりですが、もうどうでもいいくらい面白い。私が生まれる前の古い映画なのに斬新。あの時代だからこそできたのでしょう。おどろおどろしくも笑えて、何だかカッコいい映画。感想も意味不明になってしまったけれど、また観てもいい。
1972年/日本映画
監督:伊藤俊也
好評だった「女囚701号 さそり」の次に出た作品。無実の罪で刑務所に入れられ、散々なムショ生活を送るさそり=松島ナミ(梶芽衣子)。看守から輪姦され、お返しに相手の股間に杭を打ち込むという、すごい技を成し遂げて女囚仲間と共に逃亡。なぜかみんな変なポンチョを着ている。逃亡途中、温泉の観光客に仲間の一人がレイプされ殺される。彼女が溺死した滝の水が真っ赤に染まるのが象徴的。仲間の復讐のために女囚たちは観光バスジャックするが、警察に先回りされ、松島は仲間に売られる、というのが主なあらすじ。
どんな断末魔を目にしても始終、無言のさそり。やっと発したのは、仲間に裏切られ「あんた、私を売ったね」と、その後の「死んでるよ」の二言のみ。目力だけですごい存在感を発揮。それとは対照的なのが、極度なハイテンションで突っ走る女囚のキャプテン的存在の白石加代子。男も女も関係ない野生動物で、こちらに笑いが出るほど。本人も笑っているけれど。裏切ったとは言え、彼女の最後を共にするさそり。なぜかその舞台はゴミの山。臭そう。
最後の警察所長復讐時の松島がまたそそります。全身黒に長つば帽子という、やけにばっちり決まったファッションでカッコいい。そして容赦なくブスブス刺す。所長も耐える。と、こんなことをしているうちに大変な移動距離に。後日ネットで調べると、千代田から新宿まで刺しているようなことが書いてあった。謎。なんとか倒れた所長の義眼がとれて、ケタケタ笑う松島の顔が映る。最後は衣装替えした松島と一緒に、大勢の女囚たちがみんなで新宿マラソン。しかもバトンの代わりに包丁をパスし合ってる。怖い・・・。
謎は深まるばかりですが、もうどうでもいいくらい面白い。私が生まれる前の古い映画なのに斬新。あの時代だからこそできたのでしょう。おどろおどろしくも笑えて、何だかカッコいい映画。感想も意味不明になってしまったけれど、また観てもいい。
「ANNIE HALL」アニー・ホール ★★★★
1977年/アメリカ映画
監督:ウディ・アレン
学生の時に初めて観たウディ・アレンの映画がこれでした。
パリで特に好きな映画館「Filmotheque du Quartier Latin」で、ウディ・アレン特集を開催中のため、久々に再鑑賞。今まで10本以上は彼の映画を観たとは思うのですが、最初の鮮烈さのせいか、これが一番余韻が残る映画でした。あと番外編で好きなのは、「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」ですね。阿呆さ加減がとても好き。
あらすじは、ニューヨークに住む冴えない神経症のようなコメディアンのアルビーと歌手志望のアニー、2人の数年に渡る恋愛を綴ったシンプルなもの。
相変わらずのマシンガントークを展開する病的な?ウディ・アレンと、今では考えられない時代錯誤のスタイルにも関わらず、可愛いダイアン・キートンの魅力に溢れている一本。やっぱり今観ても、ピカイチの映画です。
ウディ・アレンの辛口トークは、可笑しくてクスッと笑え、ドキッとするほど的を射ていたりと絶妙。たまにその必死な訴えは、画面や時間を越えたり、映画はテンポ良く、2人の何気ない日常が綴られていきます。うんうん、そういうことある!と共感したり、少し切なくなったり、程よい距離感を保ちながら、ちょっとダメな男、アルビーをとても近くに感じるのです。
アルビーの家族の回想シーンや彼の友人、彼を取り巻く環境も語られていく終盤から、映画の空気は優しくなります。アルビーのモノローグにより、ノスタルジックで切なくも、とても愛おしい。それでもどこか希望を感じる終わり方をします。前回同様、恋愛っていいな、ニューヨークっていいな、とまで錯覚?を憶えてしまった私。あまりにも有名ですが、やっぱり好きな映画です。また観て良かった!
1977年/アメリカ映画
監督:ウディ・アレン
パリで特に好きな映画館「Filmotheque du Quartier Latin」で、ウディ・アレン特集を開催中のため、久々に再鑑賞。今まで10本以上は彼の映画を観たとは思うのですが、最初の鮮烈さのせいか、これが一番余韻が残る映画でした。あと番外編で好きなのは、「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」ですね。阿呆さ加減がとても好き。
あらすじは、ニューヨークに住む冴えない神経症のようなコメディアンのアルビーと歌手志望のアニー、2人の数年に渡る恋愛を綴ったシンプルなもの。
相変わらずのマシンガントークを展開する病的な?ウディ・アレンと、今では考えられない時代錯誤のスタイルにも関わらず、可愛いダイアン・キートンの魅力に溢れている一本。やっぱり今観ても、ピカイチの映画です。
ウディ・アレンの辛口トークは、可笑しくてクスッと笑え、ドキッとするほど的を射ていたりと絶妙。たまにその必死な訴えは、画面や時間を越えたり、映画はテンポ良く、2人の何気ない日常が綴られていきます。うんうん、そういうことある!と共感したり、少し切なくなったり、程よい距離感を保ちながら、ちょっとダメな男、アルビーをとても近くに感じるのです。
アルビーの家族の回想シーンや彼の友人、彼を取り巻く環境も語られていく終盤から、映画の空気は優しくなります。アルビーのモノローグにより、ノスタルジックで切なくも、とても愛おしい。それでもどこか希望を感じる終わり方をします。前回同様、恋愛っていいな、ニューヨークっていいな、とまで錯覚?を憶えてしまった私。あまりにも有名ですが、やっぱり好きな映画です。また観て良かった!
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